デジタル化・ネットワーク化の技術開発に努め、
多様化する市場ニーズに速やかに対応いたします。
デジタル家電業界における急速なテクノロジーの変化に対応するために、当社は商品化スピードの改善とともに、先端技術の製品への取り組みを継続的に行えるよう、常に数年先を見据えた技術開発に取り組んでおります。

現行ビジネス機器開発技術


DVD関連技術
従来の赤色レーザーを使用したDVD関連製品においては、ピックアップなどの基本コンポーネントからハードディスク内蔵機器及びアプリケーションソフトウェアに至る垂直統合型ビジネスモデルにより、圧倒的な市場シェアを獲得してまいりました。次世代青色レーザーのブルーレイディスク機器に関しても、同様の高付加価値ビジネスモデルを継続しており、同時に各種ネットサービスを利用可能にしたネット対応製品、レコーダ、ホームシアター、LCDテレビとの一体型など、幅広く充実したラインナップを提供し続けます。
LCDモジュール技術
LCDテレビを始めとして、プリンター、デジタルカメラなどのディスプレイ用LCDモジュールの開発、製造をいち早く手がけております。ディスプレイプロセッサーの開発と併せた高性能LCDモジュールや、LEDバックライト搭載モジュール、3D対応モジュールなど、DVD関連製品同様、付加価値の高い商品開発を進めてまいります。
デジタル放送対応技術
テレビジョン放送は、2010年前後を目処に全世界的にデジタル地上波化への移行が進んでおりますが、日米欧及びBRICs地域で各々異なる標準仕様に対応したデジタルチューナーの搭載が必要なことから、共通化設計技術による高い効率化開発に取り組んでおります。3D対応テレビ、ネットサービスに接続可能なテレビ等、当社の当面の最重要事業としてLCDテレビの重点開発を行っております。
映像・音声処理技術
より高品位なLCDテレビを提供するための重要要素である画像処理技術と、音声処理技術にもそれぞれ専門の開発プロジェクトを置き、追随する新規参入メーカーに対する基本性能での差別化技術の開発にも注力しております。当社独自のクリアピクスエンジンと呼ばれる高画質化技術を搭載した専用半導体の開発とそれを活用した商品化を行い、低価格、高画質を実現しております。また、音声処理技術分野においては、薄型化、小型化という高音質化と相反する条件の克服に向けた技術開発にも取り組んでおります。
ネットワーク関連技術
AV家電機器のネットワーク接続については、ネットサービスの拡充に応じて、逐次製品化してまいります。そのベースとなる基本技術については、家庭内ネットワークであるDLNA接続や、無線接続、外部インターネット接続とそれをサポートするサーバー技術などがあり、ブルーレイディスク機器、LCDテレビに搭載してまいります。
産産連携、基礎技術開発
高性能LCDモジュール関連の技術開発
他社に先行しておりますLCDモジュール開発分野において、高画質化、小型化、薄型化、省エネ化の優位性を確保するための基礎開発を2007年よりスタートしております。また、LEDバックライトの効率化、低消費電力化、高コントラスト化を実現するためのデバイス、システム開発を進めてまいります。
レーザービームプロジェクタのエンジン技術開発
R.G.Bの半導体レーザーをMEMSミラーを用いて高速スキャンすることにより、フォーカスフリーの高精細画像を実現することが出来ます。当社は、産産学連携の成果を生かして、小型、高性能、低消費電力のレーザービームプロジェクタエンジンの開発に注力しており、LCDと並ぶ将来の画像表示のもう一つの柱となることが期待されております。
GPS応用技術開発
グループ会社の測位衛星技術株式会社は、GPS信号再送信のインフラ設備に関する最先端技術を有し、宇宙航空研究開発機構との測位先端技術の規格化や、システム構築開発も行っております。当技術は将来の当社のモバイルネットワーク家電商品開発への活用が期待されるとともに、屋内外のシームレス測位を実現するIMES技術により、防災分野や商用サービス分野でのインフラとしても注目されております。
その他の基礎技術開発
MEMSを用いた光学技術を京都大学と共同で開発しており、将来の光学技術を京都大学と共同で開発しております。また、MEMSマイクを活用したノイズ抑制技術も開発し、モバイル端末への応用を目指しております。一方、船井電機新応用技術研究所では、将来の不揮発性メモリとなる可能性が高いナノギャップメモリの開発や、ペーパディスプレイの基礎開発など、船井電機の将来の製品のキーデバイスとなるべき技術開発に取り組んでおります。
株式会社船井電機新応用技術研究所
将来を見据え、先進技術を研究する
株式会社船井電機新応用技術研究所は、将来の産業基盤技術となるナノテクノロジーなどの先端技術による材料・素材・基礎理論を応用した生産技術の研究開発を目的に設立しました。同社では、長期的視野に立って着実な技術開発を進め、これを当社の新製品と生産に応用し、新事業分野の創出を目指します。現在、ディスプレイとストレージに大別した当社のビジョンに即し、要素技術開発及びデバイス開発基盤の確立を目指して研究を行っています。
